入試で一目惚れした他校の彼との出会いと恋の発展

中学3年生の冬。今までずっと試験を受けることなく人生を歩んできた私は初めての受験を経験しました。田舎育ちな私は、私立と公立の高校を受験することになっていたので、まずは滑り止めである私立の高校の受験が先にありました。
そこで教室が複数に分けられていたのですが、同じ中学校の子もいれば違う中学校の子もいる状態でした。教室に入って自分の席を探していると、他の中学校の子達が集まっていたのですがそこの1人の男子に一目惚れしてしまったのです。爽やかで、笑うと目が細くなって可愛らしくて思わず見てしまいましたね。しかも「あ、この席ですか。すみません。」と気を遣ってくれる場面もあり「良い人だな」なんて思っていました。ですが今日は受験に来たのだからと自分の心を引き締め。受験に臨みました。
受験が終わってから彼の席を見るともう帰っていたようで姿が見えませんでした。この学校に入学すればまた会うこともできるのだろうけれど、第一希望の学校は次に受ける公立高校だったので「もう会えないのか」と諦めていましたね。
そして日も過ぎ、第一希望の公立高校の受験の日になりました。私立高校の時と同じように複数の教室に分かれて試験を受けたのですが、そこであの時一目惚れした彼の中学校の制服の子もいたのです。「もしかして彼もいるのかもしれない」なんて思いながら期待して探してみると、なんとまた同じ教室に彼がいたのです。さすがに覚えていないだろうと思い、声をかけることはできなかったのですが、気のせいか目があったように感じました。その日の受験は、正直集中することができませんでしたね。
そして待ちに待った合格発表の日。公立高校に張り出された結果を直接見に行きました。なんと結果は「合格」。ずっと入学したかった学校だったので嬉しくて仕方ありませんでした。一緒に合格した友人と喜びを分かち合っていたところ、後ろから声をかけられました。するとそれはあの一目惚れした彼の中学校の制服を来た女子でした。「合格しました?あそこの男の子が聞きたいらしくて」と言われたのです。その視線の先を見てみるとあの時の彼でした。
お互い合格していて、同じ高校に通うことになったので話をしてみるとやはり彼も気付いていたのだとか。ですが声をかけることができずに、どうしようと思っていた時に合格発表で偶然会った女友達に「聞いてきてくれ」とお願いしたのだとか。後から聞くとクスっと笑ってしまいましたね。今までで1番運命的な恋だったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です