直属の上司と付き合っていました。ちょっと甘づっぱい素敵な出会い

現在の会社に入社してから約2年後の24歳の時、11歳年上の直属の上司である課長の女性と付き合っていたことがあります。
入社して2年後の4月、新たに後輩が入社してきた新人歓迎会の時です。1次回が終わり、若手数人を連れて2次回に行ったのですが、ついつい課長が終電を逃してしまったのがきっかけでした。初めは近場のホテルを探して泊まると言っていたのですが、2次回の費用を課長が全て支払っていたため、財布には4千円ちょっとしか残っておらず、「ごめん、ちょっとお金貸して」と私にお願いしてきました。その時私も3千円程しか財布に残っておらず、しかも他のメンバーは解散してその場にはいませんでした。「自分もお金が無いです。課長さえ良ければ自分の家には泊めてあげれますが...」そう伝えると、「ごめん。みんなには絶対内緒にしててね。」と念を押されて私のアパートに泊めてあげることになりました。そして一緒にシングルベットで寝たのですが、密着状態からお互い何となくムズムズしてきて、気がついたら男女の関係になっていました。
正直全くの予想外の出来事で、しかも年齢は一回り近く離れていていますが、その課長は見た目も私のタイプでしたし、仕事もできて魅力ある女性でした。ですので翌朝思いきって告白しました。1度は断られましたが、怯まずお願いしたところ、何とかOKをもらうことができました。
もちろん、直属の上司と部下なので、会社に関係がバレないように細心の注意を払いました。デートをする際も自宅中心で、外出する時は車移動をして生活圏から離れた場所や、時には隣県まで移動してデートをしました。
しかし付き合い始めて1年近く経った時に、課長が別の地方ブロックの支店に転勤になってしまいました。私は別れるつもりはありませんでしたが、課長の方から「遠距離恋愛は難しいし、もし私たちが仮に結婚までいっても、上司と部下で付き合っていたという事実は会社にとっては面白くないはずだから、お互いに悪影響が出ると思う。だからあなたも新たに若い彼女を探しなさい」と別れを告げられ、私たちの恋愛関係は終わりました。
その後、2年ほどで元カノであるその上司が結婚したと社内報に掲載されていました。私自身もその3年後に別の社員の女性と結婚に至りました。
今ではもう過去の話になりましたが、11歳も年上の女性と付き合ったこと、直属の上司が彼女になったことなど、今まで経験したことが無い体験ができた、いい思い出です。

何も付き合った人だからという理由じゃなくても、ちょっといいなって思うことも恋のエネルギーになって生活にメリハリつくものだなと実感したことがありました。
それは元職場の人のことでした。部門は違う人でしたが、どことなくほわっとしたおだやかな癒し系で話しかけやすい雰囲気というかごく自然に話しかけたくなるような人で、だけど仕事はいつもひたむきで一生懸命で「今は一生懸命やってるときだからヘタに話しかけてお仕事をお邪魔しちゃいけないな」という感じのあるところが印象的な人でした。
お仕事以外のお顔は知らず、お互いのことを何か腹を割って深く話し込んだわけでもなく、深くは知りません。にもかかわらずいいなと思えるのは、私はきっとその人の雰囲気に惹かれていたといいますか、いいなあと思っていたんだと思います。その人の雰囲気や人格的なものからにじみ出てくるような包容力のようなものが好きだったんだと思います。あとはひたむきに働く男の人の背中っていいなと、そのキビキビと仕事をしている姿がいつも印象的で思わず見とれてしまうというか、ハッとするような素敵さがあると思いました。女性にとっての背中が美の宿るところと言われているのに対して男性の背中は生き方が現れるところと言われているように、いい意味で確かに男性って背中でものを言います。
一緒にお店を作っていく、回していくという立場から、退職して職場を離れて普通に顧客という立場に私がなってからも、あのお店に買い物に行くときに彼が店内にいることを思ったときにメイクを直そうとしたり、せめてリップやグロスだけでもきれいに塗り直して少しでもきれいに見せようとしていた自分がいることに気づいたとき、あの彼のことが異性として好きなんだろうなという自分に気づきました。
たまたまオシャレしてショッピングに繰り出した帰りに買い物でお店でお会いしたときなど、「今日はおめかししてかわいいね」なんて言われようものならそりゃあもう単純なので女としてテンションがハートマーク5コ級に上がったものでした笑。何か、経営者としていつも機敏にきちんとしっかり仕事をこなしながらお店を日々懸命に切り盛りしていくような人なのに、いつもと違う私を見て「どうしたの今日は?どっか行ってきたの?」と訊いてきた後にちょっとはにかんだように素敵だねとかかわいいねと言ってくれた彼もまた何か男の人としてかわいかったです笑?
「もう好きで好きでたまらなくて四六時中その人のことが頭から離れない~!」というような盲目的でハイテンションになる感じではなくて、自然な自分をナチュラルに違和感なくゆだねられるような感じで安心感の伴うような穏やかな癒しのエネルギーというところでしょうか、未だにお店に行くたびに彼にお会いすると一抹のトキメキのようなものや、人として異性としていいなと思うことはあります。恋のパワーとか、ちょっといいなと思えるだけでもそれだけで日々のエネルギーになるものだなと思いました。